カンティーナの今 〜スクアドラ・クオルスの仲間たちからの便り10〜
クオルス・リストランテが信頼するイタリア現地の生産者
「スクアドラ・クオルス」の仲間達に、ワイナリーの今について聞いてみました。
第10回目はイタリア北部ピエモンテにある3姉妹のカンティーナからの便りです。
―私たちスクアドラ・クオルスのメンバーは、 それぞれがイタリアと日本の懸け橋でありたいと願いつつ仕事をし ていると思いますが、将来、 その観点からクオルスと一緒にやってみたいビジョンや夢などがあ れば聞かせて下さい。
そうね!クオルスさんとのこの繋がりは、まさに私たちにとっても日本との懸け橋だと思っているわ!イタリアと日本、このふたつの国の文化は確かに大きく違うとも言えるけど、でも肝心なところでよく似ている部分も多いと思っているのよ。ひとつあげれば“ホスピタリティ精神”とかね!日本は「おもてなしの国」としても知られているけど、そういう気持ちはイタリアもすごく共通するところがあると思うわ。だからこそ分かり合える部分も多いわよね。
やってみたいことは、、、可能な状況になったら、まず日本に行って、是非イヴェントを実現させたいわね。実際にクオルスのお客様たちにお会いして、目を合わせて、私たちのワインにまつわるいろいろなことを語って、そして楽しんでもらいたいの!生産者がダイレクトに語ることを聞きながら、その情熱を感じつつ飲んでもらうことによって、初めて伝わってくる“味わい”もあると信じているわ。
あと、これは夢の方だけど、私たちのワインを支持してくれる方たちで“マローネ・ファンクラブ”なんていうのが結成されて、そのメンバーでいつかツアーを組んで、ピエモンテにある私たちのカンティーナを訪れてくれる。。。なんてことが実現したら、どんなにか素晴らしいことでしょうね!その時は、もう本当に大歓迎するつもりよ!まあ実際それは当分難しいとしても、それまでにオンラインでのカンティーナ訪問やデグステーション、そんな何かが実現できれば素敵よね。
とにかくどんな形にせよ、日本の皆さんといつの時も気持ちが繋がっていられることを願うわ。思うに、私たちの懸け橋は、ワインで出来ているってことになるわよね(笑)。皆さんが、いつでも気持ちよくその橋を渡ることが出来るように、私たちはこれからも日々より良いワイン造りに頑張って行くわ!
『次回はエミリア・ロマーニア州、ブルソンでおなじみのテヌータ・ウッチェリーナからの便りです。お楽しみに!』
3姉妹のカンティーナ「ファミリア・マローネ」のワインを味わってみませんか?
パッショーネ
蔵元/地方:Marrone/Piemonte
ブドウ品種:ネッビオーロ60%、バルベーラ20%、ベーラヴェルガ20%
熟成法:ネッピオー口/大樽12ヶ月、バルベーラ/バリック樽18ヶ月
バルバレスコ
「ピエモンテワインの女王」とも称される優美なワイン
力強さもありながら「ワインの王様」バローロと比べると口当たりの柔らかさとドライフラワーを思わせるエレガントな余韻が広がります。
バローロ
Famiglia Marroneが「我がファミリーとその歴史を体現するワイン」とするバローロ。Castiglione FallettoとLa Morraそれぞれの地区の個性が違うブドウを最高のブレンドに仕上げることに創業時より4世代にわたって情熱を傾け伝統のワイン造りをしてきました。