2018.12.01| ミラネーゼLucaのミラノレポート

|04 L’inverno|スカーフやマフラー、帽子で冬のミラノスタイル完成!

イタリアは日本と同じく南北に細長い国なので、気候も温暖で四季がはっきりしています。緯度は、北海道の稚内とほぼ同じですが、気候は東京のようなものです。冬はどんよりとした天気が続いて雪や霜で包まれ、最高気温は5度、最低気温は零下1度まで下がります。

冬は、晴れている時と雨の日では体感温度が違います。秋冬の変わり目は天気が崩れやすく、頻繁に雨が降ります。もし、この季節にミラノに旅するならダウンは必須。ウールのコートよりダウンのジャケットや防水加工のジャケットの方が、何倍も温かさをキープできますから。折りたたみ傘やカッパはもちろんのこと、冷たい風が顔に吹き込むので、マフラーや厚手の帽子も準備しましょう。僕の場合は坊主カットスタイルだから、必ず帽子をかぶりますよ。

厚手のジャケットやダウンの下に、ダンディーなスカーフやマフラー、滑らないように歩きやすいゴムついた靴が、冬のミラノスタイル! 女性にアドバイスをするとすれば、ミラノをはじめヨーロッパの街は石畳が多くいので、履き慣れたものでもハイヒールをやめて、低い靴の方がスマートなチョイスです。ファッションの街ミラノですが、ファッションにこだわるより、動きやすい靴やショートブーツが観光には一番です。

 

 

Luca Saccogna ルカ・サッコーニャ

Luca Saccogna ルカ・サッコーニャ

ミラノ生まれ。日本映画に魅せられ、ミラノで日本語と日本文化を学んだのち1994年来日。大手イタリア語学校で講師を務めた後、東京、代々木にイタリア語学校CLUB ITALIANO設立。2016年にはミラノにEURASIA LANGUAGE ACADEMY語学学校を開校。留学時の住まいやインターンシップの斡旋・サポートも行う。クオルス・リストランテとは東京にいた頃、南青山の店にランチに行き、そこでカメリエーレ(給仕)をしていた同代表、高波利幸と意気投合したのが始まり。イタリアから呼んだピッツァ職人の通訳、さらに各店でイタリア語の出張レッスンを行うようになった。ミラノ在住の今も架け橋となっている。

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