2020.02.01| 旅は広場から始まる

パルマの町歩きはここから|パルマ・ガリバルディ広場|

パルマの中心地、共和国通りに面したガリバルディ広場は、街の中心部に位置し、その名の通り1861年のイタリア統一で活躍したガリバルディの記念碑が中央に、北側にはシンボリックな時計台がある総督宮殿、道を挟んで反対側には柱廊のある市庁舎と、ぐるっと豪華な建物に囲まれています。またパルマ大聖堂、洗礼堂や劇場にも近く、昼夜問わず人の集まるスポット。古代ローマ時代にも集会所があった場所で、長い間人々の営みをみ続けてきました。 1545年から1860年のイタリア統一まで存続した「パルマ公国」ではフランス的宮廷文化が花開き、街のそこかしこにその名残を感じることができます。大指揮者トスカニーニや映画監督ベルナルド・ベルトルッチが生まれた街でもあります。

ジュゼッペ・ガリバルディ
Giuseppe Garibaldi
ガリバルディ(写真右手の像)は、義勇兵「赤シャツ隊」を率い、19世紀のイタリア統一運動を推進、現在のイタリアの基礎を作った英雄です。ヨーロッパと南米での功績から「二つの世界の英雄」とも呼ばれています。ところで「ガリバルディ広場」ってイタリアのあちこちにあります。国民的な人気が高いんですね。ローマ、ナポリ、そして彼の出生地ニースにも。

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