2021.10.15| 「カンティーナの今」スクアドラ・クオルス の仲間たちからの便り

カンティーナの今 〜スクアドラ・クオルスの仲間たちからの便り22〜

クオルス・リストランテが信頼するイタリア現地の生産者「スクアドラ・クオルス」の仲間達に、ワイナリーの今について聞いてみました。第22回目はシチリア島のエトナ山ふもとでワインとオリーブオイルを造る、フィリッポ・グラッソのマリアリータからの便りです。

 

―今まさに「Vendemmia(ブドウの収穫)」を迎え、カンティーナも大忙しの時期だと思いますが、今年のブドウの出来はいかがですか? 収穫の様子など、タイトル通りの「カンティーナの今」を是非お知らせください。また今回の便りをもってこのシリーズ最後となりますが、読者の皆さんに一言メッセージいただければ嬉しいです。

La vendemmia! この週末、すべてのブドウの収穫がようやく終わったところよ。結果オーライ!今年の夏は、本当にとても暑かったの。雨も全然降らなくて、ブドウの木は乾燥しがちで可哀そうだった。ところが収穫を迎えるしばらく前に、天から救いの雫が降ってきたの!もうこの上ないグッドタイミングで!いよいよ収穫を始める時には、どのブドウも成熟して最高の出来になってくれたのよ。

今カンティーナで発酵作業を終えたワイン達は、どれもが嬉しくなるくらいの出来で、最終的な仕上がりが楽しみで仕方ないわ。今年のヴィンテージもエトナの大地の恵みと熱量がボトルの中に凝縮した、素晴らしいものをお届けできるに違いないわ!

そしてブドウの収穫が終わるや否や、今度はオリーブが私達を待っているわ。とても忙しい10月はまだまだ終わらないけど、1年の中でなにより幸せな時期よ!見てみて、ブドウ畑での皆のこの笑顔!この収穫の喜びをかみしめながら、家族全員で力を合わせ頑張って行くわね!

高波社長を始め、LaPassioneの読者の皆さん、これまで私の便りを読んで下さって本当にありがとう!今年も常ではない大変な時期をお互い過ごしてきたわけだけど、この便りを通じで皆さんと繋がっていられたこと、とても嬉しく励みになったわ。そして遠くない日に、このエトナの土地に皆さんをお迎え出来て、私達が愛してやまないこのブドウ畑を直に観てもらえる日が来ることを祈っています。乾杯を楽しみにしながらねっ!!

マリアリータ

 


マリアリータのカンティーナ「フィリッポ・グラッソ」のワインを味わってみませんか?

 

2014 エトナ・ロッソ

蔵元/産地:Filippo Grasso/Sicilia
葡萄品種:ネレッロ・マスカレーゼ90%、ネレッロ・マンテラッート、ネッレロ・カプチーノ10%
熟成法:熟成は瓶内のみ、木樽の使用無し

“エトナ山(ヨーロッパ最大の活火山)のワイン”は、その質の飛躍的な向上から、今世紀に入り評価がぐっと上がり大いに注目を浴びたワインです。

火山性土壌で栽培されるNerello Mascalese (ネレッロ・マスカレーゼ)に、Nerello Mantellato(ネレッロ・マンテッラート)、 Nerello Capuccio(ネレッロ・カプッチョ)といったシチリアの土着品種のブドウから出来るこのワインは、そのミネラル分の豊富さからくるコクや火山性の土壌ならではのタバコやカカオなどの風味等、エトナ山の土壌をダイレクトに感じられるものです。

ワインの熟成には木樽は使っておらず、ステンレスタンクのみでの醸造でありながら深みがあり、酸がきれいなエレガントなワインに仕上がっています。またその色合いの美しさは、Nerello Mascaleseに少し色味の薄いNerello Capuccioを加えることで、宝石のルビーを思わせる色合いに仕上げています。

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【シチリアの小さな小さな葡萄栽培農家が造る希少ワイン】 2018 カッリコ68.8

蔵元/産地:Filippo Grasso/Sicilia

エトナ地方の土着3品種カッリカンテ、カタラット、グレカニコのブレンドワインで、正にエトナを体現するワイン。フィリッポ・グラッソでも「守り続ける伝統的なエトナワイン」と位置付けられています。火山土壌の恵みをたっぷりと受けたミネラリーでコクのある典型的なエトナのワインはペコリーノチーズや卵料理、魚介のフリットとの相性が抜群です。
ユニークな名前の由来は、昔エトナ地方で使われていたロバが背負える積荷の単位から。「Carrico」と呼ばれており、それは68.6リットルのワインに相当したそうです。

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