一日限りの野外レストラン 第一回|Mangiare Fuori 上越市 小林古径邸
会場は、日本三大夜桜で知られる高田公園の中に立つ数寄屋造りの日本家屋、小林古径邸。栗、イチジクなど地元上越の秋の実りを使ったイタリア料理に、何と、地元の日本酒をマリアージュ!
11月とはいえまるで冬のような寒さの中、小林古径邸の玄関には宮沢栗農園の暖簾が。焼き栗の香ばしい香りが、ほっこりとお出迎え。生産者の宮沢栗農園とは2008年からのお付き合いです。宮沢さんは2015年に全国の栗生産者と共にイタリアの栗産地を訪問視察、料理として使用される品種にこだわった栽培に尽力しています。
そんな宮沢栗農園の「謙信甘栗」を使ったメニューを銀座店シェフ・高橋誠が考案しました。栗そのものをダイレクトに味わい、感じてもらう調理と組み合わせを大切にしました。
前菜からメイン、ドルチェに至るまで、謙信甘栗をふんだんに使ったメニューが登場。日本酒との組み合わせもよく、深い秋の味わいを目で、舌で、味わいました。日本酒をワイングラスでいただくのも新鮮です。
参加者は、地の食と酒、和の空間が織りなす豊かな美味しい時間を堪能。次回は2018年桜の頃、別の会場で予定です。