2017.11.11| イベント

一日限りの野外レストラン 第一回|Mangiare Fuori 上越市 小林古径邸

会場は、日本三大夜桜で知られる高田公園の中に立つ数寄屋造りの日本家屋、小林古径邸。栗、イチジクなど地元上越の秋の実りを使ったイタリア料理に、何と、地元の日本酒をマリアージュ!

11月とはいえまるで冬のような寒さの中、小林古径邸の玄関には宮沢栗農園の暖簾が。焼き栗の香ばしい香りが、ほっこりとお出迎え。生産者の宮沢栗農園とは2008年からのお付き合いです。宮沢さんは2015年に全国の栗生産者と共にイタリアの栗産地を訪問視察、料理として使用される品種にこだわった栽培に尽力しています。

そんな宮沢栗農園の「謙信甘栗」を使ったメニューを銀座店シェフ・高橋誠が考案しました。栗そのものをダイレクトに味わい、感じてもらう調理と組み合わせを大切にしました。

前菜からメイン、ドルチェに至るまで、謙信甘栗をふんだんに使ったメニューが登場。日本酒との組み合わせもよく、深い秋の味わいを目で、舌で、味わいました。日本酒をワイングラスでいただくのも新鮮です。

 

イチジクとマスカルポーネ、18ヶ月塾生のパルマ生ハム、栗粉のグリッシーニとニョッコ・フリット添え

 

前菜は上越柿と蕪、能生魚介のタルタル仕立て、謙信甘栗と妙高ルーコラのドレッシングを添えて

 

本日のパスタは上越猪豚のサコッティーノを雪化粧かぼちゃのスープ仕立てで 最後に添えた黒トリュフの香りがそそる

 

セコンドはくびき黒毛和牛ヒレ肉のソテー。酒粕ゴルゴンゾーラソースと謙信甘栗・上越椎茸を添えて

 

ドルチェは見た目にも美しい秋のリース仕立て。謙信甘栗のペーストの上には干し柿、焼き栗、イチジク

 

お料理に合わせて提供された日本酒は上越市にある二つの酒蔵。鮎政宗酒造のスイートフィッシュ、鮎 金ラベル、臨月、そして千代の光酒造の天福、白ラベル。

参加者は、地の食と酒、和の空間が織りなす豊かな美味しい時間を堪能。次回は2018年桜の頃、別の会場で予定です。

SHARE THIS ARTICLE

 記事一覧へもどる