2021.04.05| 情熱のイタリアコラム

カンティーナの今 〜スクアドラ・クオルスの仲間たちからの便り7〜

クオルス・リストランテが信頼するイタリア現地の生産者
「スクアドラ・クオルス」の仲間達に、ワイナリーの今について聞いてみました。
第7回目はイタリア北部ピエモンテにある3姉妹のカンティーナからの便りです。

 

日本という国のイメージは?社長の高波やクオルスキャストとの出会いを通じて感じた印象や、特に記憶に残る思い出などはありますか?

この質問に答えるのはとても楽しいわ!私自身、訪日した機会が数回あるから、イメージというよりは、とにかく美しい国だと実感しているわ。長い歴史とヨーロッパとは違う独特の重厚な文化があり、そして何より日本食は素晴らしいわよね。様々な顔を持つ東京にも魅せられたし、そしてもちろん古都である京都も訪れて、一度はその近くにあるワイナリーを見学したこともあるのよ。新旧の文化のコントラストが楽しめる日本は、本当に大好き!

私がこれまでに出会った日本の人はみな、クオルスの皆さんをはじめてとして、本当に感じが良くて、頼れる人ばかりという印象よ!そして日本に実際に行くこともそうだし、直接日本の人と触れる機会を持つことによって、文化の違いから来る、我々外国人が犯しがちな間違いなんかも少し勉強できたように感じるわ。日本ならではの礼儀とでもいうのかしら?国際交流において、自身の無知によって人に対して失礼にあたる振る舞いをすることだけは決してしたくないと思っているしね。

クオルスキャストとの特別な思い出と言えば、このコロナ禍の直前、私たちのカンティーナに二人のシェフをお迎えしたこと。横井シェフと一緒になって、メニュー内容を検討して調理したことはすごく面白かったし、刺激にもなったわ。もちろんウチのシェフのパオロにとってもね。とにかくいい経験になったわ!日本人シェフの手先の器用さというのかな。正確で丁寧な仕事ぶりも素晴らしいと思ったし、イタリア料理のことを良く分かってくれている。なによりイタリアの郷土料理というものに対する思いがとても伝わってきたわ。

本来なら去年の6月、私たちもクオルス・リストランテに行って、研修に来てくれたシェフが披露するピエモンテ料理と我々のワインとのペアリングを、直にお客様にご紹介する機会を持てるはずだったのに、結局コロナで叶わなくなってしまって、、、本当に残念に思っています。でもいつか、この困難な時期を乗り越えた後には、きっと実現できる日が来ることを信じています!

 

『次回はエミリア・ロマーニア州、ブルソンでおなじみのテヌータ・ウッチェリーナからの便りです。お楽しみに!』

 

 


3姉妹のカンティーナ「ファミリア・マローネ」のワインを味わってみませんか?

 

パッショーネ

蔵元/地方:Marrone/Piemonte
ブドウ品種:ネッビオーロ60%、バルベーラ20%、ベーラヴェルガ20%
熟成法:ネッピオー口/大樽12ヶ月、バルベーラ/バリック樽18ヶ月

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ランゲ・アルネイス

蔵元/地方:Marrone/Piemonte
ブドウ品種:アルネイス100%
果実味が豊富で、様々な香りが感じられる白ワイン
料理:魚介や野菜料理と

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ドルチェット

【ワイン初心者にお薦めの一本】
地元ピエモンテの人々が長年親しんできた地元では家庭の食卓で最もテーブルに登る人気のデイリーワインです。

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バルバレスコ

「ピエモンテワインの女王」とも称される優美なワイン
力強さもありながら「ワインの王様」バローロと比べると口当たりの柔らかさとドライフラワーを思わせるエレガントな余韻が広がります。

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バローロ

Famiglia Marroneが「我がファミリーとその歴史を体現するワイン」とするバローロ。Castiglione FallettoとLa Morraそれぞれの地区の個性が違うブドウを最高のブレンドに仕上げることに創業時より4世代にわたって情熱を傾け伝統のワイン造りをしてきました。

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