2019.01.28| Prego! パスタって楽しい!

形が違えば味もいろいろ パスタって楽しい!

500種類以上もあるというパスタ。
その中から、クオルス・リストランテでよく使っているパスタを紹介しましょう。
シェフが、おいしくゆでるポイントも教えます。

 

1. スパゲッティ SPAGHETTI
長さ25cm前後にカットした棒状のロングパスタで、もっともポピュラーな種類。直径は1.4mmから1.9mmで、太いほど濃厚なソースに、細いほど軽いソースに合う。

2. タリアテッレ TAGLIATELLE
手打ちのロングパスタの代表。幅5mmから10mmの平麺で、イタリア中部や南部では「フェットチーネ」と呼ばれる。ラグー(煮込んだ)ソースやクリームソースとの相性がいい。

3. タリオリーニ TAGLIOLINI
タリアテッレの幅が2~3mmになったものを「タリオリーニ」と呼ぶ。タリアテッレと同じく、食通の土地、エミリア=ロマーニャ州で生まれた。

4. ブカティーニ BUCATINI
一見、スパゲッティだが、よく見ると麺の中心に小さな穴。シチリア生まれのこのパスタは、空洞のおかげでちょっと違った食感が楽しめる。

(図)パスタを断面から見ると、真ん中に小さな穴が空いている

5.リガトーニ RIGATONI
縦に筋の入った管状のショートパスタ。穴の直径は1cmと太く肉厚で、ソースののりが良く、濃厚なソースを組み合わせるほか、オーブン焼きにも使われる。

6. ニョッキ GNOCCHI
ショートパスタの元祖ともいわれる。昔はパンと卵、あるいは小麦粉と水で作られていたが、今はジャガイモと小麦粉で作るのが主流。ふわふわ、もちっとした食感が魅力。

7. ラビオリ RAVIOLI
パスタの生地に、肉や野菜、チーズなどの具を入れて包んだ、中華でいうワンタンのようなパスタ。濃いソースに合わせるほか、スープの具材として使われることも。

8. アニョロッティ AGNO LOTTI
ラビオリの一種で、ピエモンテ州固有のパスタ。日曜や祝日、クリスマスなどのごちそうに欠かせない。

おいしくゆでるポイント!

1. ゆでる時は大きな鍋で
小さな鍋だと、麺同士がくっついてしまうことも。ゆでている間は、一本一本が湯に触れ、踊ることが大切。家にある一番大きな鍋でゆでよう。

2. 塩はどのくらい入れるといいの? 
一般には水の1%と言われているが、クオルス・リストランテの各店舗では1.2%の塩を使用。「麺に下味をつけるというより、料理の味に輪郭をつけるため」だという。素材やソースを際立たせるのが目的なので、塩味が際立ってしまうようではNG。

3. ゆでる時は油を入れるの?
クオルス・リストランテの各店舗では入れていないという。本来は混じり合わない水と油をくっつけるのは、茹で上がったパスタをソースと合わせる時。水と油が混ざり合って「乳化」という状態になり、パスタとソースが絡み合って美味しくなる。

 

 

マエストリ・パスタイ スパゲッティ1.7mm

産地:グラニャーノ(カンパーニア州)
製法:ブロンズダイス

“はさかけ乾燥のパスタ”
2012年から直輸入。このパスタ最大の特徴はブロンズダイス使用と少量高品質生産、低温長時間乾燥。麺の表面をザラザラに仕上げ、希少で良質な小麦粉を使用するために少量しか作らず、低温でじっくりゆっくり小麦粉の風味を最大限に残す乾燥方法で製造を行っています。小麦粉の風味豊かで栄養価も高く、もちもちの歯ごたえでソースが絡まりやすい、理想のパスタです。

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