2019.05.01| 情熱のイタリアコラム

アリタリアで行く食と叡智とポルティコの街、ボローニャ

ボローニャへはアリタリア-イタリア航空でローマから約1時間。中心地はヨーロッパ最古のボローニャ大学へ通う学生や、観光客で賑わいます。食と叡智とポルティコの街へ、旅してみませんか?

 

ボローニャはレンガ色をした中世の街並みが残る美しい町。中心地のサン・ペトロニオ聖堂からは、奇跡的なバランスで建っている2本の斜塔が見える。

 

ガリセンダの塔(左)とアシネッリの塔(右)

 

そして街中の頭上には、延々と続くアーケード。これは「ポルティコ」と呼ばれる柱廊で、旧市街を合わせると、総長38kmにもなるそう。ポルティコが生まれたのは中世後期。1080年に創設されたヨーロッパ最古の大学、ボローニャ大学に集まった学生たちの住む場所を確保するため、建物を道路の上に張り出させて増築し、柱で支えたのが始まりとか。それが次第に、美しい装飾やドーム型をまとって、現在の形になったという。

 

木の梁がむき出しの古いポルティコ

そしてボローニャといえば何と言っても「美食の都」。おなじみのパスタ「ボロネーゼ」をはじめ、サラミやチーズを、地元のワインとともに堪能したい。

 

総菜屋の店内奥には食堂があり、ランチで賑わう

 

形も色も味もさまざまなオリーブが並ぶ専門店。イタリア人の食へのこだわりが垣間見える

 

フィウミチーノ空港からボローニャ空港まで55分。空港から中心地まではボローニャ駅行きのバスで約30分

 

 

 

赤堀 美咲

アリタリア-イタリア航空 機内通訳
www.alitalia.com

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