2021.05.17| 特集

カンティーナの今 〜スクアドラ・クオルスの仲間たちからの便り12〜

クオルス・リストランテが信頼するイタリア現地の生産者「スクアドラ・クオルス」の仲間達に、ワイナリーの今について聞いてみました。第12回目はシチリア島のエトナ山ふもとでワインとオリーブオイルを造る、フィリッポ・グラッソのマリアリータからの便りです。

 

ー私たちスクアドラ・クオルスのメンバーは、それぞれがイタリアと日本の懸け橋でありたいと願いつつ仕事をしていると思いますが、将来、その観点からクオルスと一緒にやってみたいビジョンや夢などがあれば聞かせて下さい。

高波社長、質問に答える前に是非言わせて!クオルスの新しいデリバリーカー、なんて素敵なの!「È bellissima!!!」、家族みんなで見て大騒ぎしちゃったわ!イタリアのPIAGGIO(ピアッジョ)製のAPE(アペ)に、なんと私たちのワインボトルもデザインされていて、これが日本の街の中で颯爽と走っていると思うとワクワクしちゃうわ!これもまさにイタリアとクオルスのお客様をつなぐ架け橋よね。APEはイタリアの農家のシンボルでもあるから、私たちにも本当に愛着があるわ。どうかたくさんのお客様にイタリアの風も一緒にデリバリーしてあげてくださいね!

 

クオルス ・リストランテのデリバリーカーで使用しているPIAGGIO(ピアッジョ)製のAPE(アペ)。サイドのデザインには、お店で飲めるワインのイラストが並んでいます。一番右がフィリッポ・グラッソのエトナロッソのボトル。

夢や今後やってみたいことは、これからも懸け橋(絆とも言えるわね)、これをより強固なものにしていけることを何より願っているわ。まさに橋を建造していくように、時間がかかっても確実にね。そして、その橋を渡って私たちがイタリアと日本をスムーズに行き来できるようにして、もっともっと一緒に時間を分かち合いたいわ。私たち自身も是非日本の皆さんの所に行って、真の日本の文化にも触れてみたいし、何より一緒にお料理をしてみたい。もちろんワインのデグステーションもね!

そして、私たちのカンティーナにクオルスのお客様もお迎え出来たら、こんなに嬉しいことはないわ。このシチリアの大地を、エトナ山を、ここでしか感じることが出来ない、その香りや味わいまでも堪能してもらいたい。1年ごとに日本とイタリアを交互に行き来する、、、これがいつか実現出来たらな、と思う夢かしら。

イタリアは今、夏のバカンスシーズンに向けて、様々な規制が緩和されてきたところよ。どうかこの調子で、世界の状況が少しでも良くなって、1日でも早く私たちの“懸け橋”を渡って、イタリアと日本の行き来ができますように!

 


マリアリータのカンティーナ「フィリッポ・グラッソ」のワインを味わってみませんか?

 

2014 エトナ・ロッソ

蔵元/産地:Filippo Grasso/Sicilia
葡萄品種:ネレッロ・マスカレーゼ90%、ネレッロ・マンテラッート、ネッレロ・カプチーノ10%
熟成法:熟成は瓶内のみ、木樽の使用無し

“エトナ山(ヨーロッパ最大の活火山)のワイン”は、その質の飛躍的な向上から、ここ10年で評価がぐっと上がり、注目を浴びたワインです。
その火山性土壌で栽培されるNerello Mascalese (ネレッロ・マスカレーゼ)に、Nerello Mantellato(ネレッロ・マンテッラート), Nerello Capuccio(ネレッロ・カプッチョ)といったシチリアの土着品種/固有品種であるブドウから出来るこのワインは、そのミネラル塩の豊富さからくるコクが特徴的ですが、それと同時に火山性土壌であることからくるタバコやカカオなどの様な風味は、エトナ山の土壌をダイレクトに感じられるもので、熟成時にその内壁面に焼き目を付けた樽などを利用した場合に得られる風味とはその力強さが違います。
ということで、このワインの熟成には木樽は使っておらず、ステンレスタンクのみでの醸造でありながら、深みがありながらすっきりとした、エレガントなワインに仕上がっています。またその色合いの美しさは、Nerello Mascalese に、すこし色味の薄いNerello Capuccioを加えることで、暗い濃いめの色ではなく、正に宝石のルビーを思わせる色合いに仕上げています。

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【シチリアの小さな小さな葡萄栽培農家が造る希少ワイン】 2018 カッリコ68.8

蔵元/産地:Filippo Grasso/Sicilia

エトナ地方の土着3品種カッリカンテ、カタラット、グレカニコのブレンドワインで、正にエトナを体現するワイン。フィリッポ・グラッソでも「守り続ける伝統的なエトナワイン」と位置付けられています。火山土壌の恵みをたっぷりと受けたミネラリーでコクのある典型的なエトナのワインはペコリーノチーズや卵料理、魚介のフリットとの相性が抜群です。
ユニークな名前の由来は、昔エトナ地方で使われていたロバが背負える積荷の単位から。「Carrico」と呼ばれており、それは68.6リットルのワインに相当したそうです。

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